2013-04-01から1ヶ月間の記事一覧

今日は、まず連絡事項を伝えてから、p.7の発音の復習(綴り字の読み方はとても重要な基礎ですのでしっかり復習しました)、p.8の文法事項のうち、特に形容詞の性と数の一致について、grandとpetitで練習しました。あとは、宿題だったp.9の練習問題の1番を済…

今日は、「寡婦たち」を最後まで、読みました。結局、孤独な老女と、子連れの高貴な女性と、どっちが悲しいのでしょうか。テクストを読む感じでは、明確なコントラストの表現が多く使われていることもあり、後者の悲惨さがより印象的でした。さて、次回(5月…

今日は、「レオナルド・ダ・ヴィンチ方法序説」の第四段落を、読みました。ヴァレリーは、完成した作品よりも作品の生成に、精神の仕事の結果よりもその運動の初期状態に眼差しを向けます。p. 1157の5行目の「相互的な媚態」とは「作者と我々のあいだの」そ…

今日は、前回の復習をしながら綴り字の読み方の練習をし、5頁の練習問題2番を全員分やってみました。アルファベにもだいぶ慣れてきたようです。7頁の発音練習問題は金曜日までの宿題としましたので、よろしくお願いいたします。 第2課に入り、対話部の傾聴と…

今日は、クラシック・ラルース版『魅惑』の編者ロベール・モネスティエによる解説文を、p. 20の3行目まで、読みました。ヴァレリーの「純粋詩」は散文的要素を排除します。19頁後半部では、個人的な感情の吐露も詩から厳しく排除されることが述べられていま…

今日は、「寡婦たち」の49行目(p.130)まで、読みました。次回は残りを読みます。この第13篇と関係する詩篇(「悪の華」から「小さな老婆たち」、「パリの憂鬱」第2編「老女の絶望」と第35篇「窓」)のプリントを配付しました。「寡婦たち」を読み終えたら…

今日は、「レオナルド・ダ・ヴィンチ方法序説」の第三段落の終わりまで、読みました。プレイヤード版1156頁の下から6行目、意味的にsi〜queの構文になっていなければならないはず(bienの前にsiがあるべきところ)です。変だなと思って1895年の『新評論』に…

今日は、まず、小テストの日程を発表しました。私の回は5/28と7/9となります。森田先生の課題の確認をしつつ、2頁にでてくるフランス語の発音を7頁の規則と照らし合わせながら読み練習しました。7頁の規則は具体例をたくさん覚えることが大事です。少しずつ…

今日は、先週に続き、ヴァレリーの生涯について、特に、略年譜の1917年の項目に紹介されているヴァレリー自身の言葉のオクシモロン的な味わいなどについて、説明しました。モネスティエによる紹介記事の初めのところを読みました。以下は省略し、来週は、今…

開講しました!

本日より、ボードレールの散文詩集『パリの憂鬱』と韻文詩集『悪の華』から、パリに関するさまざまな詩篇を読んでいきます。初回の今日は、『パリの憂鬱』冒頭の、書簡を兼ねた序文「アルセーヌ・ウーセイに」を読みました。ボードレールの散文詩の美学、そ…

開講しました!

本日より、ヴァレリーのデビュー評論「レオナルド・ダ・ヴィンチ方法序説」を読みます。今日は、テキストをお配りし、初出誌について、また、1894年のヴァレリーについて、簡単に説明しました。そのあと、さっそく第一段落を読みました。来週は第二、第三段…

開講しました!

本日、開講しました。金曜1コマ目の森田先生の授業とペアの授業で、ひとつの教科書をリレーしていきます。初回の今日は、まず、授業内容や成績評価の方法など、シラバスの確認を行いました。ミニットペーパーを配って自己紹介を書いていただきました。工学部…

開講しました!

本日、開講しました。初回の今日は、まず、『講義概要』にもとづいて、授業の内容や成績評価の方法を確認したのち、プリントを配付し、クラシック・ラルース版『魅惑』の冒頭部に記されたポール・ヴァレリーについての基本的な紹介記事を参照しながら、ヴァ…