2014-07-01から1ヶ月間の記事一覧

今日は最終回です。まず先週実施した小テストの答案を返却しました。1番の訳は何とかなるとしても、2番の穴埋め問題はちゃんと書けないと点は取れないので、悪かった人が多かったです。今後の奮起に期待します。その後、教科書第11課の練習問題の終わりまで…

今日は、予定通り、小テストを実施しました。教科書通りの内容でしたが、動詞の活用形や熟語的表現の知識があるかどうかという点で得点に差が出ました。覚えるべきところはしっかり覚えて、フランス語の合理的な体系を、楽しく味わってほしいなあと願ってい…

今日は、フロランス・ド・リュシーさんの研究書から「アポロンの巫女」関連箇所の読みを、ひととおり最後まで、紹介、解説しました。第一次世界大戦の末期に書かれたこの詩には、フランス人としての詩人ヴァレリーの気魄が込められていることが、リュシーさ…

今日は、配付したテクストのp.292のラストまで、読み終えました。これで、ユイスマンスのパリ情景集から約15ページ分のテクストを精読したことになります。たくさん辞書を引く必要がありましたが、文学テクストを読むということは、結局のところ、辞書を丁寧…

今日は、テクストの残りを最後まで、読みました。デカルトの『方法序説』の文体、言葉遣いについて、きわめてシンプルで人間的と評したヴァレリーは、その誇り高くしかも親しみ深い言葉には「効果」や「計略」はない、と言っています。言外に、パスカルの文…

今日は、来週の私の小テストの範囲となる8課、9課、10課(ディアローグまで)のうち、特に9課のディアローグの訳・解説に時間をかけてから、宿題になっていたp.25の3番(時間を表す非人称構文の練習)を片づけました。それから10課のディアローグの訳・解説…

今日は、「アポロンの巫女」の生成研究の続きで、リュシーさんの論文のp.170の下まで、ざっと読んで解説しました。まず脚韻を決めていく詩人ヴァレリーの制作の様子が、草稿を追っていくと、よくわかります。形容詞をひとつ入れたいために他の前置詞を短いも…

今日は、p.291の上から10行目まで、読みました。フォランタン氏は古本だけでなく古美術や絵画などにもかなりの目利きのようです。p.290の下からp.291の上にかけての部分では、いわゆる贋作を容易に見抜くフォランタン氏の眼力が語られています。また、骨董屋…

今日は、ヴァレリーの1925年の短い文章「デカルト断章」を、p.789の14行目まで、読みました。ヴァレリーはアドリアン・バイエによる『デカルト氏の生涯』(1691年)をよく読んでいたようです。デカルトの友人メルセンヌ師が暮らし、デカルトのパリの宿でもあ…

今日は、第8課の文法のうち前置詞とその後の定冠詞の縮約(a+le→auやde+le→duなど)について、基礎フランス語の練習サイト「クリック・ル・フランセ」で練習問題をたくさん片づけることで、かなり身につけることができたと思います。最後は少し時間がなくな…

今日は、フロランス・ド・リュシーさんの研究書から「アポロンの巫女」の源泉をめぐる論述をひと通り(p.162からp.166の下から4行目まで)、読みました。p.163の真ん中あたりに書かれていることがらは重要です。詩の源泉を探るのはきわめて微妙な問題ですが…