2017-01-01から1ヶ月間の記事一覧

最終回

今日は、p.152の終わりまで、読みました。ヴァレリーのデビュー評論『レオナルド・ダ・ヴィンチ方法序説』初版、無事、読了です。今回、ミシェル・ジャルティ編によるリーブル・ド・ポッシュ版ヴァレリー作品集の第一巻所収のテクストを読んだわけですが、個…

最終回

今日は、予定通り、筆記試験を実施しました。お疲れ様でした。皆さん、力一杯書いてくださったようです。フランス文学の日本語訳はたくさんあります。興味のおもむくままに、自由に、読み続けてくだされば幸いです。文学作品の読書が、皆さんの心の励ましと…

最終回

今日は、予定通り、期末試験を実施しました。しっかり準備した方はしっかりできたと思います。問題解説のあとは、先週予告した通り、第20課の本文を読みました。国際的に有名なKumamonは日本の外国大使の一人であるという結びでした。さて、今日でこの授業は…

今日は、p.150の下から4行目(第52段落の終わり)まで、読みました。ファラデー、マクスウェル、ケルヴィン卿、と、英国の三人の物理学者の話が続きましたが、ヴァレリーにとってこの三人はレオナルド的想像力の現代的具現者に他なりません。そして特にケル…

今日は、授業としては最後となります。ブルトンの『ナジャ』の続きを読みました。アラゴン事件にまつわる偶然の一致の話、そして、ナジャとの食事と散歩の話、いずれも不可思議な「符号」や「接近」の実例でした。しかし、『宣言』にあったように「不可思議…

今日は、第17課を全部、終えました。来週は予定通り、期末テストを実施します。形式は中間テストと同じ感じをイメージしておいてください。範囲は第12課から第17課までとなります。本文、練習問題ともに、しっかりと復習をしておいてください。来週はテスト…

今日は、p.149の二番目の引用の終わりまで、読みました。空間に飛び交う線を見て取るレオナルド的想像力が数世紀の時を経て空間に力線の飛び交うさまを見て取るファラデー的想像力となって蘇る姿に感動するヴァレリーについて話しました。おまけとして、マク…

今日は、ブルトンの『シュルレアリスム宣言』と『ナジャ』の一部を紹介しました。シュルレアリスムというと現実を超越したようなイメージがありますが、ブルトンのテクストを読んでわかる通り、根本的に穏当な理性主義であり、問題は想像力の解放であること…

今日は、仏作文の添削答案を返却(みなさん結構力作でした!)、解答例をいくつか解説してから、テキストの第16課の本文と練習問題をすべて終えました。次回は第17課をやりますので予習をどうぞよろしく。この調子ですと、1月24日の期末試験の範囲は教科書の…