2009-04-01から1ヶ月間の記事一覧

今日は、「パリの城壁」について、主として、宮下志朗先生の『パリ歴史探偵術』(講談社現代新書、2002年)という素晴らしい本を大いに参照させていただきながら、いろいろな資料を使って、解説してみました。シテ島の城壁から始まって、まず12世紀末のフィ…

今日は、ランベールさんによる解説の部分からpp.18-20のあたりをやや詳しく読んで説明させていただきました。ランベールさんは、ネットで調べてみると、詩人・文芸評論家で、ロジェ・カイヨワについての研究書も書いているという方のようです。ヴァレリーを…

今日は、教科書p.5の発声練習をやってから、次の「プレリュード」に入りました。まず、p.9の民謡「アヴィニョンの橋の上で」の歌を聴いて、聞こえた発音をカタカナで書くという練習をじっくりやって、歌と歌詞とを見比べて「シュールsur」の最後の「ルr」が…

今日は、先週に引き続き、ヴァレリーの伝記的な事実について、補足説明をしました。年表を見ていると、やはり、二度の世界大戦が起こった激動の時代を生きているということがよくわかりますし、1917年以降、1920年代の栄光の道を歩むヴァレリーの姿がフラン…

開講しました!

「パリをめぐる文学散歩」というテーマで、パリを舞台としたフランス文学の作品を読んでいきます。教室が当初の810から609に変更となりましたので、ご注意ください。最初に授業概要と成績評価の方法を確認してから、さっそく、パリ案内を兼ねて、フロ…

開講しました!

ポール・ヴァレリーは様々な芸術家たち(特に画家たち)と、たとえば、レオナルド・ダ・ヴィンチのような芸術家とは想像界で、また、ドガのような芸術家とは現実界で、親しく交わりながら、数多くの芸術論を書きました。この授業では、代表的なテクストをい…

開講しました!

工学部11-14組の一年生対象の基礎フランス語の授業(森田先生とペア)の今井担当分の始まりです。まず、最初に、授業のシラバスのコピーを配付し、到達目標(つづり字の読み方が95パーセント以上できるようになる)や授業内容、成績評価の方法などを確認しま…

開講しました!

今日は、第一回ということで、授業概要と成績評価の方法を説明してから、導入として、ポール・ヴァレリーの生涯について簡単な紹介をしました。大冒険とか波乱万丈とかといった生涯ではないのですが、情念の嵐とその記念碑(挫折や高揚が産んだ傑作)が周期…

2009年度シーズン開幕!

長い冬も終わり、仙台にも桜の季節がやってきました。今年の開花はいつもより少し早いようですね。新2年生のガイダンスや新1年生のオリエンテーション&研究室訪問も終わって、いよいよ今日から2009年度のシーズン開幕です。私の授業日誌も長い冬眠か…