2012-01-01から1ヶ月間の記事一覧

期末試験実施

今日は、最終回。予定通り、期末試験を実施しました。1番は教科書からの出題。皆さん、だいたい、よい出来です。2番は実力問題。昨日のル・モンド電子版の記事から、IAEAの調査団が日本の原発のストレステストの結果を検証する、という内容のニュースを訳し…

レポート締切

今日はレポート締切日。授業に出席していた方々全員が、力作を提出してくださいました。これからじっくりと拝読させていただきます。まずは、レポートご苦労様のご挨拶まで。

筆記試験実施

今日は、予定通り、筆記試験を実施しました。試験を受けた方々、たいへんお疲れ様でした。答案をざっと拝見したところ、なかなかの力作ぞろい(のよう)です。これからじっくり読ませていただくのが楽しみです。みなさんそれぞれいろいろとお忙しいのでしょ…

最終回

今日は、1992年のミシェル・アキアンの論文を概観し、「ナルシス〈断章〉」草稿の観察から判明するヴァレリーの詩作技法の特徴三点――(1)脚韻から始めること、(2)転置の多用、(3)入れ替えの多用――について、簡単に追ってみました。(2)と(3…

教科書終了

今日は、テキストの最後となる第20課を、本文・練習問題ともすべて終えました。これで、このテキストを完全に終えることができました。来週は予定通り期末筆記試験を実施いたします。テキストからの出題(辞書なしで20点満点)の範囲は第16課〜第20…

最終回

最終回の今日は、ヴァレリーのソネット「鮮やかな火が……」を、1897年の「カイエ」のヴァージョンと比べながら読みました。眠りと目覚めのあいだの微妙な状態をコンパクトに描いた名品だと思います。最後のテルセの脚韻がmer(海)→merveille(「驚異」とか「…

今日は、アンドレ・ブルトンの『シュルレアリスム宣言』(1924年)と『ナジャ』(1928年)を紹介しました。「うろたえた目撃者」にしかなれない「断崖型の事実」は、一線を超えると「自分自身との平和な関係の完全な喪失」に至ってしまうかもしれない危険な…

今日は、セレレット=ピエトリの論文「ナルシスの変貌」(1974年)を、ついに読み終えました。ヴァレリーの作品「ナルシス断章」の研究論文としては、全体で20頁と短いながらも、内容的には、情報量の豊かさと思考の緻密さの点できわめて濃密であり、教えら…

今日は、第19課「カルトにご注意」の全文と練習問題をすべて、片づけました。フランスの「ライシテ」は重要な話題ですので、この単語(名詞は「ライシテ」、形容詞は「ライック」)は是非覚えておきましょう。来週はいよいよ教科書最終課となります。ラスト…

今日は、「むなしい踊り子たち」を、ひととおり読んでみました。これがバレエの情景を指しているのではないかと推測することは、一読しただけでは難しいですね。プレイヤード版の註に紹介されている1942年版『詩集』掲載のヴァージョンでは、「闇」との対比…