2018-01-01から1ヶ月間の記事一覧

最終回の今日は、コンパニョン『文学の第三共和政』の第26節の内容を読み取りました。ランソンは他の多くの批評家と同様に、テーヌを批判しつつも、本質的な部分では、テーヌの概念を用いているという話でした。一年にわたって読んできた第1部「ギュスターヴ…

今日は、コンパニョン『文学の第三共和政』の第25節の内容を読み取りました。ランソンは先達と根本的には同じ戦いを展開しており、批判をしつつも、決定論的な本質は先達と変わらないという話でした。次回最終回は第26節を読みます。

本日は、パリ西ナンテール大学准教授ジュリアン・シュー先生による特別講演「愛書趣味と小雑誌」が行われました。山形大学の合田先生にご協力いただきました。19世紀末の小雑誌のメディアとしての特徴を網羅的に解説された、素晴らしい講演で、大いに刺激を…

今日は、授業としては最終回、第20課の本文と練習問題をすべて終えました。皆さん、しっかり予習をして臨んでくださったおかげで、有終の美を飾れました。次回は予定通り、期末筆記試験を実施します。範囲は教科書の15課から20課となります。分量が結構あり…

今日は、コンパニョン『文学の第三共和政』の第24節「ボスの責任は?」の内容を読み取りました。ランソン主義の罪の多くは弟子たちによるスルス研究&影響研究の矮小化によるものだが、ランソンも根本的な部分で責任を負っており、それは特に、理論の部分に…

今日は、フランス語圏クレオール文芸の現在について解説しました。セゼール、ファノン、ダマス等のテクストを取り上げ、最後に、カリの音楽を紹介しました。フランス語の文芸表現の幅広さを知る機会になったとすれば嬉しい限りです。来週は特別講演です。再…

今日は、第19課の本文の読みと練習問題をすべて終えました。練習問題の四番は構文や動詞の用法などについての確実な知識の量が決め手になります。さて、教科書もいよいよあと一課を残すのみとなりました。次回第20課を終えます。最後まで、予習をどうぞよろ…