今日は、教科書p.5の発声練習をやってから、次の「プレリュード」に入りました。まず、p.9の民謡「アヴィニョンの橋の上で」の歌を聴いて、聞こえた発音をカタカナで書くという練習をじっくりやって、歌と歌詞とを見比べて「シュールsur」の最後の「ルr」が発音されているのに対して、「ポンpont」の最後のtは発音されていないとか、ダヴィニョンという音の最後のニョンは綴りではgnonとなっている(gnonはグノンなどとは読まれず、ニョンと発音される)とか、カラダでまず覚えてしまってから、p.6へ戻り、綴り字の発音の基本を学びました。hは発音されないというのは、結構ショッキングですよね。Hayashiさんはフランス人が読むとアヤシさんになってしまうんです。単母音はシンプルですけど、tuとかsuとかは、しっかりチュ、スュと読み、ツとかスとかにはなりませんので注意。あと、時間も押してきて、皆さん疲れ気味のところ、今日一番大事なp.7の複母音字の練習をちょっと気合を入れなおして学びました。ここでつまづく人がたくさんいます。複母音字の規則を覚えないまま、いい加減にほうっておくと、いつまでたっても、正しいフランス語の発音が出来ません。ここは非常に大事なところです。今日は、皆さん、よく出来ていましたが、練習を積まないと、すぐ忘れちゃいますので、CDをよく聞いて、カラダで覚えてください。さて来週は、授業のはじめにお伝えしましたように、フランスのコレージュ・ド・フランス教授で有名な仏文学者であるアントワーヌ・コンパニョン先生(コンパニョンはCompagnonですよ。gnonはニョンと読むのでしたね)の講演会準備のため、休講となります。来週4月28日(火)5コマ目、マルチメディアホール(マルチメディア棟2階)で講演会があります。参加できる方は是非是非おいでくださいませ。お待ちしております。というわけで、次回は、5月12日です。かなり時間が空いてしまいます。復習と予習をどうぞよろしく。