木2フランス文学各論I&特論I

 開講しました。アントワーヌ・コンパニョン著『文学の第三共和政』を律儀に読み、解説する授業です。今期が4期目となります。学期初めの今日は、新たな受講者の方々のために、この本の目次を眺めながら、これまでの経緯を概説しました。そのあと、さっそく第2部第1章プルースト論の第7節の終わりと第8節の前半をかいつまんで説明しました。ヴィジョン的読書=創造論を述べたくだりです。引用されるプルーストの言葉はいずれも味わい深く、含蓄に富んでいます。次回のために、引用文の訳をいくつか割り振りさせていただきました。ご協力、よろしくお願いします。