火2フランス文学特論Ⅲ

開講しました。大学院生向けの授業です。アントワーヌ・コンパニョン著『文学をめぐる理論と常識』を読みながら、文学研究論文における問題設定のあり方について考えていきます。今日は、序章から「理論、批評、歴史」という一節を読み、内在批評と外在批評の双方に対する理論の異議申し立てについて、概要をつかみました。説得的な問題提起とは何か、実例に基づきながら少しずつ考えを進めていく予定です。