今日は、レーモン・クノーの『文体練習』の一部を読み、その多彩な文体の技に触れました。そのあと、吉田加南子さんによるクノーの詩「詩法のためにIII」の解説を読みました。ついでに、同じく吉田さんによるボヌフォワの詩「鉄の橋」の解説も読んでみました。ボヌフォワのこの詩は実存的・人生論的です。さて、次回はモディアノの『暗いブティック通り』を読みます。プリントを配りました。予習をどうぞよろしく。