2017-11-15から1日間の記事一覧

今日は、レーモン・クノーの『文体練習』の一部を読み、その多彩な文体の技に触れました。そのあと、吉田加南子さんによるクノーの詩「詩法のためにIII」の解説を読みました。ついでに、同じく吉田さんによるボヌフォワの詩「鉄の橋」の解説も読んでみました…

今日は、ヴァレリー『若きパルク』の348行目から380行目まで、読みました。第12節でも第13節でも、生と死のテーマの対比が明瞭です。島々の花は生命力にあふれて美しいが、深いところでは島々の足は凍りついている、とか、心拍音が、枯葉のかすかな震えの音…