今日は、カミュの『異邦人』の第一部と第二部のそれぞれラストシーンを、読みました。数多くの説得的な解釈を生んできた名作です。名作には、新しい文体の発明という側面が多かれ少なかれあると思いますが、「異邦人」の文体も新しいということを、ロラン・バルトがいろいろな表現を使って述べていましたね。さて、来週は授業としてはラストとなります。サン=テグジュペリのテクストを配りました。予習をどうぞよろしく。来来週は筆記試験となります。