今日は、『パリの憂鬱』の27番「英雄的な死」に入り、p.168の一番下(62行目)まで、読みました。全体で164行と長い散文詩で、ほとんど短編小説と言ってもいいくらいです。物語の展開→君主の人柄の描写→物語の展開→君主の心理の描写、と続き、63行目からは、いよいよ大スペクタルの日の物語へと大きく展開されます。物語のメリハリがきいた、味わい深い名篇です。来週は最後まで読み終える予定ですので、予習をどうぞよろしく。