今日は、ボードレールの『パリの憂鬱』から第35篇「窓」を読み、第12篇の「群衆」と似た詩人の想像力の冒険を味わったのち、第30篇「綱」の読みに入り、p.179の上から5行目まで、読みました。「母性愛」というのはごくありふれたものだが、自分は奇妙な母性愛を目撃したことがある、と、語り手の画家(マネと考えてもよいでしょう)が話を始めます。このあと、話は面白く展開します。来週で、残りを読み終える予定です。予習を、よろしく。