「海辺の墓地」の読みに入りました。全部で二十四節から成る長詩です。今日は第四節まで一応眼を通したという感じです。いやあ、難しいですねえ。イメージのしやすいところとイメージのしにくいところがあります。これはどういうことを言っているのだろう?という疑問がいくつも湧いてくるのですが、すぐに答えが見つかるわけではありません。わからないというのはストレスですが、ここはむしろ積極的に、わからなさを受けとめることにしましょう。ひとつのヒントとしてローラーさんの注釈を参考にしようと思いますが、それもあくまで参考です。最終的な解釈は、各人の自由です。これまでにソネットなどを丁寧に読んできたように、この長詩についても、一行一行の表現に、じっくり、つきあっていくことといたしましょう。