2018-10-10から1日間の記事一覧

今日は、ルソーの『告白』第六巻冒頭の有名な「レ・シャルメットの牧歌」のくだりと、やはりこの絶対の幸福の時間について書いた『孤独な散歩者の夢想』最後の「十」番を並べて、読みました。「あら、ツルニチニチソウがまだ咲いているわ」という夫人の台詞…

今日は、断章「裸体について」の最後まで、読み終えました。最後のところでヴァレリーが提起していた問題は芸術家の自我の問題です。彼自身「解決不可能」としつつ、その問題がリアルで豊かな意味を持つものと考えています。ヴァレリーの生涯にわたる「カイ…