2018-04-18から1日間の記事一覧

今日は、マルセル・シュオブの短編「081号列車」を、p.76の下から12行目まで、読みました。次第に事件の夜が近づいてきます。語りの時制は大過去が多いですが、これは事件の夜という過去を基準にして、その前までにすでに起こっていた事柄を記述している…

今日は先週に続いて、ヴァレリーの「大芸術家」論の実際を、具体的なテクストに基づいて説明しました。ドガが、ダ・ヴィンチやホルバインからアングルまでに至る厳密なメチエの制作美学の系譜に入ることを確認しました。次回からヴァレリーのエッセー『ドガ …