今日は先週に続いて、ヴァレリーの「大芸術家」論の実際を、具体的なテクストに基づいて説明しました。ドガが、ダ・ヴィンチやホルバインからアングルまでに至る厳密なメチエの制作美学の系譜に入ることを確認しました。次回からヴァレリーのエッセー『ドガ ダンス デッサン』の断章を抜粋して読んでいきます。担当を割り振りました。少し濃いめの読書会という感覚を維持しつつ、精読していきたいと思いますので、皆さん、よろしくお願いいたします。