2017-12-13から1日間の記事一覧

今日は、モディアノの『八月の日曜日』とレダの『パリの廃墟』から、濃密な土地の詩学を読み取りました。それぞれの訳者である堀江敏幸さんの解説から、明快なガイドとなる部分もあわせて読みました。パリを訪れた際は、是非、地下鉄6号線のビラケムとパッシ…

今日は、ヴァレリー『若きパルク』の最終節となる第16節(465行目から512行目まで)を読みました。ハッピーエンドと言ってよい大団円でした。タナトスからエロスへ、墓のイメージから太陽のイメージへ。生きて、心臓の拍動を称賛する結末部は、「海辺の墓地…