2012-05-30から1日間の記事一覧

今日は、「午前一時に」を読み終わり、第12篇「群衆」をひととおり読みました。群衆に湯浴みすることの詩学を語ったこの一篇、ラスト部分で、植民地の創設者とか世界の果てに派遣された宣教師とかのことが語られるのですが、素朴な感想として、それまでのと…

今日は、p.1245の下から12行目まで、読みました。1244頁のところは、ヴァレリーの芸術論でも重要な部分です。哲学的美学が二つの対立する観念に分離してしまうところの諸要素(たとえば物質と精神とか意識と無意識とか……)のあいだに、芸術家たちは、活発な…