2012-05-09から1日間の記事一覧

今日は、ボードレール『パリの憂鬱』第9番「駄目なガラス屋」の後半に入り、p.120の74行目のところまで、読みました。相変わらず息の長い文が続きますが、文の骨格(主語名詞と述語動詞)をつかんで、残りの飾り部分、細部の関係を丁寧に読み解けば、全体が…

今日は、ヴァレリーの評論「レオナルドと哲学者たち」の続きで、p.1241の下から13行目まで、読みました。実効性のある知のみが知として認知されるようになって以来、倫理学や美学といった形而上学はいにしえの力を失い、また、新しさ、烈しさ、奇妙さ(無意…