2011-12-14から1日間の記事一覧

今日は、ポール・ヴァレリーの詩「海辺の墓地」についてお話しました。「海辺の墓地」については、東北大学出版会から出ている人文社会科学講演シリーズV「生と死への問い」に拙文を寄せました。今日の話も多くはそれに基づいています。難解とされる詩篇も、…

今日は、セレレット=ピエトリ論文のp.23の節の切れ目のところまで、読みました。夜になって肉体と離れざるをえないナルシスの魂の嘆き、肉体と本性を共有する(ルクレティウス)がゆえにそれとの別離は耐えがたい魂の苦悩。肉体の復活を激しく望む魂という…