2011-10-26から1日間の記事一覧

今日は、フローベールの『ボヴァリー夫人』から「農事共進会」のシーンを読みました。二つの言葉(政治演説の言葉と恋愛の口説き言葉)の重なりの面白みと、紋切り型への強烈な批判が伝わってくる、きわめて意識的なテクストであることを理解していただけた…

今日は、「ナルシス〈断章〉」をめぐるニコル・セレレット=ピエトリの1974年の論文の読みに入り、p.12の真ん中下まで、読みました。自分を見る自分というナルシスのテーマは、「二重化」を前提とした「意識」の問題系とダイレクトにつながる、というのが論…