2009-01-14から1日間の記事一覧

今日は、まず、現代詩人ジャック・レダの『パリの廃墟』から「ブーランヴィリエ通りの古い駅舎に」で始まる「散歩詩」(レダのパリ散歩シリーズを仮にこう呼んでおきます)を読み、続いて、この詩で描かれた散歩コースを確認のために辿っている訳者の堀江敏…

今日は、「海辺の墓地」の最後の二つの詩節、第23詩節と第24詩節を読み、ローラーさんの注釈にも一通り目を通しました。この詩の最後の行は、詩の最初の行と対応していて、ひとつの円環が閉じる形になっています。思考で行き詰った果ての打開の道は、やはり…