2008-10-15から1日間の記事一覧

今日は、マルグリット・デュラスの『モデラート・カンタービレ』(1958年)を紹介しました。短いですが、密度の濃い象徴主義的小説という印象を持ちます。細部の表現に、実に見事と思われる部分がたくさんあります。たとえば、カフェでショーヴァンと話をし…

今日は第15詩節を読みました。13、14と、難解で、イメージしにくい部分が続いたせいか、この詩節は、具体的で、わかりやすく、また哀切な調子もあって、ノリよく読めました。死と生の間で、血/赤/エネルギーが移動した感じ、生命が花のほうに移っていった…