2008-10-08から1日間の記事一覧

今日はミラン・クンデラの『冗談』(1967)と『不滅』(1990)の一部を紹介しました。『冗談』からは、クンデラの反抒情主義がもたらす強烈な「抒情」について、愛と性の不一致が生むアイロニーの場面を例に挙げて、説明しようと試みましたが、まだ十分では…

今日は、ヴァレリー自身による朗読を聞きながら、「海辺の墓地」の第13詩節と第14詩節を読みました。ここは難しいところですが、1917年の初稿段階から、ほぼ書かれていたところで、全体の中でも、大きな手直しをこうむることのなかった部分です。ローラーさ…