2008-06-04から1日間の記事一覧

今週と来週はアンドレ・ブルトンの『ナジャ』を読みます。今日は、まず、第一部のはじめのところ、「私の生活」の定義をいろいろな言い方で述べている部分をやや詳しく紹介したあと、第一部のおわりのところ、ルイ・アラゴンが指差したホテルの看板の「赤いR…

今日は「失われた酒」Le Vin perduのテクストをひととおりゆっくり読んでみました。大海にワインを、虚無への捧げものとして注ぐ。なぜそんなことをしたのかはわからない。薔薇色の煙のあと、海は元通り透明に。しかし!(ここで奇跡が起こる)ワインは失わ…