2008-05-28から1日間の記事一覧

今日はアポリネールの詩「地帯Zone」(1913年の詩集『アルコール』の巻頭を飾る長い詩)を読みました。鮮烈なイメージ、飛行感覚、スピード感、力動感(ディナミスム)、叙情性、その振幅の大きな世界はかなり魅力的です。「今、ここ」の現実に他の多くの時…

「柘榴」の注釈の検討の続きです。まず、ローラーの注釈の残りを片づけ、ピエーロの注釈の一部を読みました。ピエーロは特にアンテルテクストとの関係を詳しく述べています。後半は、天才と狂気のテーマをかなり自由に展開していて、ヴァレリー研究者として…