今日は、コンパニョン『文学の第三共和政』第2部の序文「キャプタチオ」の最後まで、内容を読み取りました。p.220の最後に紹介される対話部分は少し謎めいていますが、要するに、本物と偽物の差異、プルーストフローベールがよしとする文学とそれ以外の文学との差異を、アレゴリー的に例証した部分のように思われます。いよいよ、来週から本文に入ります。しばらくプルーストの読書論(反=読書論)につきあってまいりましょう。引用訳を割り振りました。ご準備のほど、どうぞよろしく。