今日は、シュオブの短編「018号列車」のラストまで、読みました。あれこれと謎の部分は残りますが、全体の表現技巧と物語の現代性(分身・鏡像・幽体離脱・幻影・ファンタジー……)はよく感じ取れたのではないでしょうか。基本的な枠組みとしてはエドガー・ポーへのオマージュは確実にあると考えられます。じっくりと読み返していただければ幸いです。次回からは「骸骨」を読みます。予習をどうぞよろしく。