今日は、ヴァレリーの『ドガ ダンス デッサン』から「現代芸術と大芸術」の続きを読み、少し戻って「風景画その他についての考察」の冒頭部を読みました。「大芸術」の定義に続く説明の部分を詳しく読むと、どうやらキアスム(交差配列法)のレトリックが効果的に用いられていることに気づきます。表現の技巧に注意しながら読むと、いろいろと発見があって、面白いですね。では、また来週。