今日は、ヴァレリードガ ダンス デッサン』から、断章「現代芸術と大芸術」の第1段落から第3段落まで、読みました。単語ひとつひとつ、構文など、表現のかたちに注意を払いながら、ゆっくり読んでみると、一見何気なさそうな散文が韻文詩に近い濃度を帯びている場合もあることに気づきます。文章の味とはそのようなところにあるのでしょうか。論理とレトリックの相乗効果を確認できる文章が続きます。では、また次回。