今日は、アントワーヌ・コンパニョンの『文学の第三共和政』の第4章「あらゆるレヴェルでライヴァル関係にあった歴史家たちと修辞家たち」について、内容を読み取りました。特に、前半部では、ブリュヌチエールという文学派の代表的存在がいかに歴史主義的時流のなかで敗北していくかという流れを見ました。後半部では、中等教育における文学派の衰退の流れ、特に、1902年の修辞学教育の廃止の前後の歴史を概観しました。次回は第5章(と、できれば第6章)を読む予定です。