開講しました!

 マルセル・シュオブの短篇小説『少年十字軍』を読んでいく授業です。第一回、導入の今日は、成績評価の方法などについて触れたのち、さっそくテクストコピーを配付し、この小説の源泉となった史実(1212年に実際に起こった事件)、作品の形式(複数の語り手による多面的物語)、内容(叙事詩的かつ実存的な内容)、作者について、平井啓之先生による見事な解題を紹介しました。来週からテクストの読みに入ります。最初は基礎的な文法事項について説明しながら比較的ゆっくりと進みます。予習をどうぞよろしく。