今日は、フローベールの『ボヴァリー夫人』から第二部第八章の有名な農事共進会のシーンを、読みました。何度読んでも凄いところだと思います(特にフランス語原文で読むのがいいです)。言葉に関する批判的反省が作品となって結晶しています。時々、こうした高度な文学的達成のもつ意味を考えてみる必要がありますね。その前に、とにかくじっくり読むのが肝心です。来週は同じくフローベールの『感情教育』を読む予定です。プリントを配りました。予習をよろしく。