今日は、サン=テグジュペリの「人間の大地」第7章から、不時着した砂漠をさまよい、水がなくなって死にそうになりながら、奇跡的に助かるシーンを、ゆっくりと読んでみました。この部分をよく読んでおくと、「星の王子様」の「砂漠がきれいなのは、どこかに井戸を隠しているからだよ」という言葉の意味が、より一層、はっきりとわかるはずです。授業としては今日が最終回なので、早めに切り上げて、授業評価アンケートを実施しました。来週はついに筆記試験です。課題は「19世紀後半以降のフランス文学のなかから関心のある作品を選んで、テーマを設定し、2000字から2400字程度(回答用紙二枚程度)で論じなさい。資料等の持ち込みは不可とします。」です。ちゃんと準備をして臨んでください。力作を期待しております。