今日は、「眠る女」についてのワルゼールの解説を、読みました。『旧詩帖』所収の同じく眠る女を描いた詩「アンヌ」と比較しながら、『魅惑』のほうのソネットがどのような特徴をもつか、わかりやすく述べられていました。同じテーマの二つの詩を、こうして比較してみると、双方照らしあうところがあり、説明の仕方として説得的ですね。さて、今日で今年度の『魅惑』の読解はひとまず終了です。来年度も続きを読む予定です。「デルフォイの巫女」以降の詩を読もうと思っています。とりあえずは、来週火曜日締切の皆さんのレポートを楽しみにしております。