今日は、プレイヤード版p.1184の上から8行目まで、読みました。構築についての一般的・抽象的な考察が行われている部分です。「レオナルド・ダ・ヴィンチ方法序説」を書いているヴァレリーには、人間の認識行為と構築行為(芸術制作)全般における、ある法則性というか人工知能的なメカニズムへの志向、根本的な単位である「共通の尺度」=「シンメトリー」への強烈な還元志向があり、装飾論も、それを支える一つのヒントになっているようです。来週は年内ラストとなります。予習をどうぞよろしく。