今日は、『パリの憂鬱』から、2番「老女の絶望」と35番「窓」を読み、途中、12番「群衆」を紹介してから、15番の「老いた大道芸人」に入り、13行目まで、読みました。「窓」の17〜20行目は「群衆」で展開される詩人論に直接つながっています。ボードレールの、共感の力に満ちた想像力の冒険、詩人の想像力が生み出す「伝説」は、いずれも深い味わいがあります。次回は「老いた大道芸人」の続きを読みます。予習をよろしく。