今日は、前回までで「レオナルド・ダ・ヴィンチ方法序説」の冒頭部をひととおり読み終えて、区切りがよいので、最終回とさせていただきました。最後に授業評価アンケートを実施しました。今日はいわば特別篇ということで、冒頭部三段落分の生成過程およびデカルトとのアンテルテクスチュアリテについて論じた拙論をざっと紹介させていただきました。テクストへのアプローチの仕方として、なにか参考になるところがあれば幸いです。なお、ヴァレリーの「レオナルド・ダ・ヴィンチ方法序説」については、4月からの新年度の大学院演習で、本格的に取り上げる予定でおります。ご関心のある方々は是非、ご参加ください。それでは、よい春休みをお過ごしくださいますよう。