今日は、マラルメの初期詩篇をいくつか、読んでみました。理想の詩を書くことができない詩人の自虐が共通テーマでしたが、自分の無力を笑い飛ばす健康なユーモアと厳しい批評精神が感じられます。来週のこの時間、筆記試験を実施いたしますので、皆さん、頑張ってください。授業で何度か申し上げましたが、課題は以下の通りです。「18〜19世紀のフランス文学のなかから関心のある作品を選んで、テーマを設定し、2000〜2400字(回答用紙2枚)で論じなさい。資料等の持ち込みは不可とします。」それでは、皆さんの健闘を願っております。