今日は、「セミラミスの歌」の第14詩節まで、読みました。アウロラの目覚めの促しに応えてセミラミスが覚醒し起き上がります。帝国の女主人はお気に入りの塔にのぼって、自分の都市国家を見降ろします。その時、彼女の魂の力は無限です。今日読んだ部分では、大鷲になって太陽の前を飛翔するセミラミスの力強いイメージや、殺した獅子の獰猛な亡霊の残り香が漂っていて、それが都市国家の住民を守っているという凄惨なイメージなどが印象的でした。次回でとりあえず読み終える予定ですので、予習をよろしく。