今日は、前回に引き続き、ボードレールについての特別篇として、5月22日に開催された、アントワーヌ・コンパニョン先生(コレージュ・ド・フランス教授)の講演会「写真映りのよい詩人―ボードレールの現代性」のDVDをプロジェクターに映し出して、ほぼ全体を見ました。ボードレールとナダールの両面価値的な関係がくっきりと浮き彫りにされた、とても面白いお話だったと改めて思います。最後に紹介されたボードレールの肖像写真は、いずれも、非常に興味深かったですね。さて、次回は、今日のお話のなかにも少し出てきたフローベールの作品を紹介する予定です。では、また来週。