今日は、ややゆったりめに前回の復習をしたのち、第6詩節(セクションでいうと第3章)を、読みました。結局、son regardのsonやil adoreのilは、「太陽=神」と採っても、「不動の人間=私」と採っても、どちらでも解釈可能であることがわかりました。というか、「私」が想像界で「太陽=神」に同一化していると考えれば、どちらか一方に無理に決めず、同時に二通りで解釈したほうが、この部分の読みとしては面白く説得的かもしれません。97行と、かなり長く、しかも、いつもように難解ですが、あれこれ考えながら、感性と知性のメタポエムに付き合ってみましょう。予習、たいへんでしょうが、どうかよろしく。では、また来週。