開講しました!

 本日、開講しました。初回の今日は、まず、『講義概要』にもとづいて、授業の内容や成績評価の方法を確認したのち、プリントを配付し、クラシック・ラルース版『魅惑』の冒頭部に記されたポール・ヴァレリーについての基本的な紹介記事を参照しながら、ヴァレリーの生涯と作品と時代について、簡単に触れてみました(p.9の第一段落の最後まで、ひととおり読んで、解説しました)。来週は、人物紹介の残りの部分を読んでから、さっそく、若い頃のヴァレリーの詩作品のなかでも特に有名な「ナルシスは語る」の読みに入る予定です。この授業を履修する方は、早めにウェブ登録を済ませてください。来週から出席をとっていきます。予習として、配付した日本語訳(鈴木信太郎訳)を参考にしながらでかまいませんので、とりあえず、フランス語原文テクストの23行目まで、読んでおいてください。では、また来週!