今日は、p.81の11行目まで、読みました。ラロ氏はずいぶんと執拗に「美学は存在する」ということを主張していました。それを受けてヴァレリーは、美学を否定しようなどというつもりは毛頭ないこと、ただ、それがどういう点で作品享受の喜びや作品制作の進展に貢献するのか、その点だけが自分にとって重要なのだと断っています。来週は文化の日でおやすみ。次回は少しペースをあげて進みましょう。予習をどうぞよろしく。