今日は、先週の復習をしてから、ヴァレリーの1936年の名エッセー『ドガ ダンス デッサン』から第3章「ヴィクトル・マッセ街37番地」の文章を、p.1174の真ん中まで、読みました。ドガのアトリエの様子を描写した部分です。いろいろとこまごましたものが出てきて、辞書を引くのがたいへんだったことと思います。事情は私も同じです。全体のイメージがしっかりと明確になるまで、構文や語彙(熟語も含めて)をじっくりと理解しながら読んでいきましょう。デッサンの一例として「髪を梳く女」をお見せしました。あの櫛を持つ手は、そこだけ浮き上がっているようで、かなり印象的でしたね。はじめのうちはゆっくりと進みますが、だんだん慣れてきたら、少しペースをあげます。しっかりと予習(意味調べと音読練習!!)をして臨んでください。では、また来週。