今日は、まず前回の小テストを返却(授業の終わりに宿題の歌詞日本語訳を集めました)。単純未来形の復習として、アダモのTombe la neige, tu ne viendras pas ce soir.の歌、そして、コラ・ヴォケールの朗々とした「さくらんぼの実る頃」を聴いて、歌詞のなかの単純未来形の部分を確認しました。ついでにp.56の練習問題の2番を片づけました。条件法現在の語幹と語尾を説明する前に、いろいろと出てきた動詞のかたち(直説法現在形、直説法半過去形、現在分詞、直説法単純未来形など)でアタマが混乱するといけないので、交通整理を兼ねて、教科書巻末の「動詞活用表」のp.3を基礎におおまかなまとめをしてみました。不定法の四つの種類(フランス語の動詞はこの四つのうちのどれかに属します)を確認し、er動詞、ir動詞、re動詞、oir動詞の特徴(直説法現在の活用、直説法現在のnousの活用→現在分詞語幹/半過去形語幹)をざっと眺めてから、p.3の表に戻って、直説法単純未来と条件法現在が並んだところに注目しながら、前者は不定法+avoirの現在(nousとvousはavを除いた形)、後者は不定法+avoirの半過去(すべてavを除いた形)であり、前者が現在からみた未来、後者が過去からみた未来であることを確認しました。再びp.55に戻って、条件法現在の用法を説明しました。来週は小テストを行います。範囲は12課の中性代名詞、直説法単純未来形、条件法現在です。教科書の例文だけでなく、これまでに聴いた歌の歌詞の中でも、単純未来形や条件法現在形がないかどうか、復習しておいてください。次回は、小テストのあと、練習問題の残りを片づけ、もう少し、動詞の時制や活用について、補足説明をするつもりです。では、また来週。