今日は、小テストを行ってから、第10課に入り、文法事項の説明をした後、練習問題の2番(現在分詞)を片付けました。現在分詞とジェロンディフを用いた歌詞の具体例として、ジョニー・ハリデイの若い頃の歌Pour moi la vie va commencer(俺の人生はこれからだ)を紹介しました。二番の歌詞のなかのfoulantやchevauchantが現在分詞で、一番の歌詞のen revenant dans ce paysがジェロンディフです。この主人公、どうやら過去を清算して、故郷に帰ってきたらしく、幼馴染や両親たちと仲良く暮らそうとしているようです。細部のニュアンスを捨象した、なんだか、奇妙なくらいに明るくシンプルな歌です。さて、再びテキストに戻り、シルヴィ・ヴァルタンの「愛のとりこ」の歌詞を解説しました。原題は《イレジスティーブルマン》で「抗いがたく」という意味の副詞です。繰り出される比ゆ(夜のあとに昼が来るように、雨のあとに晴れが来るように、など)の論理はシンプルですが強力ですね。次回は、小テストを返却し、p.48の残りを片付けてから、第11課に入ります。予習をよろしく。