今日は、p.1165の15行目まで、4段落分、じっくりとしたペースで読み進めました。個々の文の構造や単語の理解、一文一文の表面的な意味の理解に加えて、できれば、段落単位、いくつかの段落のかたまり単位で、結局、作家は何がいいたいのだろうか、表現のなかで特に味わい深いもの、重要だと思えるものはどれだろうか、と、少し、アタマを引いて、ちょっと高いところから再び対象を眺めてみる作業も大切です。クローズアップで部分だけを拡大してみていると、しばしば、全体像のめりはりが見えにくくなることがあります。さて、皆さんの発音、個人差はありますが、全般に明らかによくなってきています。予習をするときに、何度か音読をしてみること、気に入った文はフランス語で覚えてしまうこと、そういう努力を続けていただければ幸いです。次回、そこまで行くことはないと予想されますが、とりあえず、p.1167のblancのところまで、予習をしておいてください。では、また来週。